2011年7月27日水曜日

映画


受診が済んで、京セラ美術館、ミスドで仕事、それでもいつもの仕事の日より早い時間だ。映画を一本観た。原作がピューリツァー賞を受賞した「THE ROAD」は、荒廃した世界を父と子が寄り添うように南を目指すというお話だ。陰鬱で悲惨なシーンが続くし好みは分かれるだろう。

何度も繰り返してみるような好きな映画はいくつもある。それとは別に、心に響くのに観るのに勇気がいる映画がある。そんな映画の一つだ。心の準備ができるまでしばらくこの映画を観ることはないだろう。そして、もう一度、この映画を見るときに、最後のシーンで目頭が熱くなるのだと思う。

ピカソ


私用の定期通院で仕事を休んだ。早めに終えたので、京都に向かった。せっかくの平日だから京セラ美術館に行きたかったのだ。東山魁夷とか平山郁夫だとかのコレクションも良いけれど、ピカソの版画がとても面白かった。エッチングやアクアチント(版画)のコレクションで余計な色彩がない分、彼の意図がストレートに伝わるのだね。無料だからぜひ訪れてほしい、受付のきれいなお姉さんに来訪者のタグをもらってから入るのだよ。

「代休もたまっているし、たまに休むくらい許されてもいいよね」と自分に言い訳しているのは、あまり健康的ではない。昨日も仕事の帰りにミスタードーナツで夕食を兼ねて仕事、結局、今日も京都から戻った後で同じ場所で仕事をしている。仕事を休むことに罪悪感や不安感があるのだろうね。これはメンタルの一歩手前なのでみんなも気をつけよう。誰か仕事を減らしてくれないかな。自分の仕事を減らすのも管理職の実力なんだろうけどね。

さて、検査の数値が目に見えて改善している。この2カ月で約9キロ減らした。やってみると案外簡単だった。美術館通いが続くのも、ダイエットにはまるのも、同じ心の仕組みなのだろうね。少なくとも私の場合はね。あまり健全ではないかもね。

2011年7月25日月曜日

マザーウォーター


この映画、多分、京都だと思われる街で、登場人物が、普通に飲んだり食べたり、時々、働いたり、子供と遊んだりしているだけの映画である。生活感もなく、普通の家族の団らんのシーンもない。好きな役者が多かったので観たけれど、いい映画なのかどうかよくわからない。観る価値があるかどうかもわからない。まあ、どうでもいいことだよね。

ただね、どこかで、こんな生活ができないかなんて思い始めている。こんな生活というのが、どんな生活の事かなんてうまく説明できない。人生に執着もしないけど、投げ出したりもしない、誰かと誰かがゆるーくつながっていると言うのかそんな感じだ。まあ、どうでもいいことだよね。

映画なんかに教訓なんか求めてはいけない。映画に教訓を求めようとすることやそんな時代は、むしろ危険なんだと思うのだよ。

PS.人生に対して、「もういいや」なんて思ってはいないかい。気がかりだ。

2011年7月24日日曜日

モホイ・ナジ


ダラダラ過ごすのもどうかと思って、京都に出かけた。京都市美術館でフェルメールを観たあとで、誘われるように向かいにある京都国立近代美術館を訪れた。やっていたのは、モホイ・ナジの作品展だった。聴いたことがないけど有名な人なのだろう。


こちらは、近代美術であり、グラフィック、写真、映像、彫刻も含む複合的なアートになっている。フェルメール以上に楽しめた。空いていたしね。

フェルメールの時代のオランダの作品群を観ていると、美術もひとつの情報メディアであると思う。新聞やテレビと一緒というわけにはいかないだろうけれど、美術館のハシゴをしてハンガリーの作家である、モホイ・ナジに続く系譜を観ていると、自然にそう思ってしまうのだよ。

ついでに隣の京都府立図書館ものぞいてみた。少し賢い気分になった。

PS.早めに戻って、ぼんやりテレビを見ていたら、眠っていた。睡眠の浅い日が続いている。

2011年7月23日土曜日

肩こり


休日、朝からカフェに籠って仕事をしている。何枚も書類を作っているとさすがに肩がこる。少し休憩しているとBGMにエアサプライの「Lost in love」が流れている。青春ですなあ。

こんなサイトを見つけた。会社のキャンペーンで使おうと思う。診断結果もすぐにわかるので試してほしい。

ホスピタリティ診断 http://www.hospitest.net/garden/index.html

PS.そろそろ帰ることにするよ、頑張っていると思うのに、少しも楽にならないな。

2011年7月22日金曜日

休息


少し疲れが出たようで、体に力が入らないし、文字どおり壁にぶつかったりする。アイタタ!気持ちと体を切り替えようと今日も早めに帰った。帰りに買ったアイスクリームを食べて、レンタルのDVDを見て、少し体を甘やかした。四六時中、張りつめてばかりではいられないからね。今日できなかった仕事は、明日、カフェに籠ってやっつけることにするよ。

体が疲れているからというわけではないけれど、海堂尊の「トリセツ・カラダ」を読んだ。手軽に体の仕組みを学べるのでお勧めだ。小説やドラマ「アリアドネの弾丸」のモチーフになっている「Ai」(画像診断による検死)についても最後に触れている。意見の分かれるところだろうけれど知っておく必要はあるよね。

PS.口に出しても疲れるだけ、そんな出来事が心の澱のように横たわっている。そんなことがないですか、気がかりです。

2011年7月21日木曜日

台風一過


台風に備えて会社に泊まりこんだ。幼いころ感じた、台風の夜のいつもと違う不思議な感触がよみがえる。その時と一番違うのは、「雨戸がないことだな」なんて愚にもつかないことを考えていた。

テレビでNHKのニュースをチェックし、ネットで気象庁のホームページをチェックし、一晩を過ごした。結局、会社に直接的な被害はなく過ぎて行ったけれど、よそでは亡くなった方やけがをされた方もいたようだ。そのリスクがあることは、常に想定していようと思う。

翌朝、午前中に会議をひとつこなして、午後からは現場に入った。さすがに少し疲れた。少し早めに帰った。定時に帰っただけのことだけどね。

週末フェルメールを見に行こうと考えている。疲れというより、心の渇きみたいなものがあるような気がする。体の渇きには水、心には芸術だろう。そんなことを考える。

今日、同僚におはぎをもらった。おいしかった。174Kcal、ありがとう。Tさん。仕事の渇きには仲間だね。もう少しがんばってみるよ。

2011年7月17日日曜日

五味太郎


佐川美術館に滋賀県立近代美術館のパンフレットが置いてあった。「絵本の時間」という五味太郎の原画展が開かれているので、行ってみることにしたよ。

もう20年以上も昔に子どもに読み聴かせた作品ばかりで、少し懐かしい思いがこみ上げてしまう。お土産に五味太郎がイラストを描いたカードゲームをいくつか買った。

そうそう、佐川美術館の庭を茶室の側に回ると日蔭のある休憩所があって、訪れる人も少ないので、そこのベンチで横になっていたら、1時間ほど眠り込んでしまった。気持ちよかった。

PS.美術館のハシゴも楽しいので、ぜひ勧めるよ。

セガンティーニ

  

今、佐川美術館で過ごしている。セガンティーニ展が見たくて訪れた。主要な作品全部を見ることができないのは残念だけれど、その光と色彩に心を動かされる。ぜひ訪れてほしい。

比良山を借景にしたここのカフェは私のお気に入りだ。それでも仕事のことが頭をよぎる、ちょっとしたアイデアだとか、忘れないうちに、メモしようとパソコンを広げたら、さらに仕事に心を占領されてしまう。アイデアを広げるためにネットで資料を探し始めるとか、そうなると本当に仕事になってしまう。休日なんだけどね。

パソコンを落として、もう少しここにいることにするよ。美しい物に囲まれて過ごす時間は、心を豊かにしてくれるような気がする。そんな気がするだけだけどね。

2011年7月14日木曜日

エンゼルクリーム


午前中は現場に入った。現場は楽しいけれど、午後は難儀な店長会議だった。あれもこれも仕事だからね。社内と社外で研修が続くのでその教材の準備もあり、帰りにミスドに寄って。仕事兼夕食。受講者に興味を持って聴いてもらえる、聴いてよかったと思えるような研修にしたい。けっこうプレッシャーだけれどね。

そろそろ、仕事を切り上げようと、ネットにつないでブログを更新している。帰りにショップによって、「マルマル・モリモリ」のDVDを買おう。もちろん、踊るのだよ。

PS.エンゼルクリームのカロリーは案外低いのだよ。

PS.週末に佐川美術館に行こうと思う。セガンティーニの展示がある。

2011年7月10日日曜日

休日


天気も良いし、車に乗り込んで思い立つままに伊勢に向かうと、そこは夏の海だった。伊勢現代美術館は私設のギャラリーで今日は、展示中の作品の作家も来ていた。美術館の人とその作家らしい人がそれらしいやり取りをしていたので多分そうなんだろう。

美術館は何となく自分が賢くなったような気がするので好きだと書いたことがあるけれど、ただぼんやりこんな風景を眺めるのも楽しい。時間を無駄に過ごすというのは、最高の贅沢だからね。

自宅から2時間半もあれば来れるし、気軽なドライブコースだ。別においしいものを食べるとか、他に寄るところもない、ただここでしばらく過ごすだけなのだ。

PS.コーヒーとアイスクリームをいただいた。120Kcalくらいか、今日の昼食。

2011年7月9日土曜日

そろそろ帰ろう


夜までカフェで仕事をして夕食もそこで済ませた。読みたい本があったので最後にそれを読んでいる。人材育成の新書で「『日本で最も人材を育成する会社』のテキスト」という題名だ。

社内インタビュのすすめがあって、「部署の仕事、自分の仕事」「仕事の面白いところ」「仕事の難しいところ」「トレーニング・ニーズ」同僚の顔ぶれ(どんな人がいるか)」「その他の自由な意見」についてインタビュすることで、双方に気付きを促す効果がある。おもしろいから今度やってみよう。

PS.そろそろ帰ろうかな

good bye girl


休日、職場に資料を取りによって、いつものカフェで朝から仕事。研修の資料だとか、報告書だとか、あれこれ、締め切りの迫った書類が目の前にある。やれやれだね。少しネットにつないで息抜きしているところだ。

good bye girl」は、もう30年ほど昔の映画だ。人にはそれぞれ大切な思い出があるだろう。私にとってこの映画は、人は愛するに足るものであり、人は信じるに足るものである、そのことを確かめることのできる思い出が詰まっている。それは失われてもなお、今も記憶のかけらとして、私を励ましてくれている。ありがとう。君は健やかだろうか。

PS.もう少しがんばってみるよ。

2011年7月7日木曜日

ため息


人相手のサービス業ではいろいろなことが起こる。特に人が人にサービスを提供することの難しさに時々、たじろぐことがある。

ため息をつくと幸せが逃げるという人がいるけれど、「ため息つけばそれで済む」と言ったのは、さだまさしか。私が生まれたときの産声は「ため息」だったんだ。「ああ、いやだ、いやだ」とため息ついて生まれたんだ。というのは、最近の自虐ネタだ。

とりあえず、ため息ついて、そのあとは笑ってやり過ごす。そうやって日々の仕事をこなしているけれど、それが正しいのかどうだかよくわからない。ただ、せめて笑っていないと自分も周りも傷つけてしまいそうだからね。

昨日は、ピザを食べた。たまには、いいかと思ってね。今日は、いただいた和菓子とクッキーも食べた。疲れると甘いものがほしくなる。やれやれ・・・

2011年7月2日土曜日

旅支度


やっつけてもやっつけても仕事は降ってくる。雨の中で傘もささずにどこか知らない街にでもいるような気分だ。気まぐれにYou-Tubeをうろうろしていたら、さだまさしの曲があった。彼のまだ若いころのアルバム「夢供養」のラストに収録されている「ひき潮」という曲だ。

「夢もある わかってくれるなら 黙って旅支度に 手を貸しておくれ」というフレーズが、時々、頭をよぎることがある。心が弱っているのだろうね。どこかに帰りたくなる。帰る場所なんかないのにね。

今の私を支えているのは、家族や仕事への愛情だ。たいしたことのない人間でも、誰かに求められたり、頼られたりしている間は何とか生きていける。それが感じられなくなった時が来るとすれば、その時が私の旅の始まりになるのか、あるいは終りになるのか。

その時がきたら考えてみよう。なんだか情けない気分になったきた。ご容赦。

PS.休日、今日もカフェにこもって仕事をしている、それでも足りないと人は言う。(哀)