休日勤務が続いたし、夏の休暇も残っていたので、休みをとった。雨だし、どこか屋根のあるところをと考えて、佐川美術館に車を走らせた。美術館は、その空間にいるだけで普段と違う発想をくれるような気がする。まあ、そんな気がするだけかもしれど、気分というのは大切だからね。
昨日、用があって、職場から車を走らせ、その用が済んだ後、ネクタイを外し、車を走らせながら、ふと考えた。生きることとか、死ぬこととか、考えたり、感じたりする機会があったとして、思考や感情なんかより、体そのものがはるかに敏感に反応するのではないかと言うこと。
いろいろな出来事に出会ったとき、頭より体の方が正直に反応するし、おまけに後々まで、引きずるのだと思う。例えば、大切な人の死であるとか、児童虐待であるとか、なんとなく雨の日だから、こんなことを考えるのかもね。このところ体調も良くないしね。
こうやって、美術館のカフェでパソコンに向かってるのが、果たして健全なのかと考え込むような本が目の前(サンドイッチの前)にある、「ネット・バカ」、題名は軽いけど、ネットワークが脳神経に与える影響だとか、自分でも思い当たる節もある。
さて、席が込んできたので、カフェを出よう。