2012年7月31日火曜日

私の好きな風景 11


今日は、昼すぎに会社を出て得意先に書類を渡し、そのまま、いつものカフェで仕事をすることにした。小さな雑事にいら立っている自分を感じたし、イライラしている上司なんか、誰も見たくないだろうからね。よけいな電話がないだけ、仕事もはかどる。明日は、元気に出勤しよう。

尾道は好きな街だ。坂と海の街であり、映画の街であり、島と船の町であり、寺と文学の街であり、写真のモチーフになる対象も多い。時間ができたら、また、行こうと思う。

PS.元気に出勤しようと思ったけれど、寝入りばなに会社に呼び出されて、トラブルを処理して戻ったら、日付が変わっている。夜明けまで少し体を休めよう。

2012年7月30日月曜日

私の好きな風景 10


写真は、沖縄。ここでは、時間の流れが少し違うような気がする。波のリズムまで違うような気がする。その中で、過ごすのは好きだ。

2012年7月29日日曜日

私の好きな風景 9


電話があった。休日の夜、会社から切羽詰まった声で来てくれと言う。トラブルに対応して戻ると遅い時間になった。命に関わることもあるので、気が抜けない。現場を支えるのが私の仕事だからね。

そして電話をした。仕事の後の気持ちも切り替えたくて、昔のバンド仲間の声が聞きたくなった。昨日、電話をくれた山仲間とも繋がっているので、「アイツからも電話をもらった」とさ。またいっしょに音楽やりたいな、と互いの気持ちを確かめられたのが、さみしいような、うれしいような。ともかくも元気をもらえた。私は、いい友人に巡り合えた幸運な人間なんだろうと思う。

写真はエゾツツジという高山植物。旭岳周辺で撮影した。高山植物というのは、観に行くのではなくて、会いに行くのだなと、ふと思った。会いたい。花にも友にもね。

2012年7月28日土曜日

私の好きな風景 8


久しぶりに借りたDVDを何本か見て過ごした。合間に、洗濯して、ごみを出して、食器を洗って、いつの間にか居眠りもしたけれど、つまらない映画というわけではない。休日くらい、だらしなく過ごしてもいいよね。

奈良公園には、紅葉の美しいポイントがある。近頃、カメラを抱えて過ごすことが少なくなった。涼しくなったら、行ってみよう。さて、外は暑いし本でも読もうかな。

2012年7月27日金曜日

私の好きな風景 7


電話があった。学生の頃、一緒に山をやった友人だ。卒業と同時に、名古屋を離れたし、会ったのは記憶にないくらい昔だ。OB会をやるからと誘いの電話だった。クラブでは、お互い別のパーティを率いるので、いっしょに山に行くことはむしろ少なかった。プライベートでは単独行が多かったけれど、クラブを離れて登るパートナーを選ぶなら彼になる。命を預けようなんて相手はそう多くない。

電話があった。話をしなかった時間なんて消えてしまう。会いたいと思う。

写真は、室堂から立山の景色だ。

私の好きな風景 6


何処かの渓谷を遊歩道から外れて、支流に入ったとことで見つけた堰堤(小規模のダム)に透明度の高い水が蓄えられていた。何に使われる施設なのかよくわからないし、誰かが訪れる様子もなかった。あるのは、静かさだけ。

夕方から研修があるので、待ち時間に軽食で夕食を済ませた。さて、勉強しよう。

2012年7月26日木曜日

私の好きな風景 5


美山町のかやぶきの里の風景、この風景を守るのは大変なことだと思う。不便だしかやのふき替えの手間もかかる。私たちは、環境を便利さとして消費しながら生きながらえている。少し生活が不便なくらいが、地球にやさしいのかもね。

2012年7月25日水曜日

私の好きな風景 4


アミューズメントパークには、笑顔があふれている。家族、恋人、同級生、笑顔は人を幸せにする。幸せそうな人々を見るのは好きだ。人間嫌いのくせに不思議なことだけどね。

月曜日は、体がきつかったし、なんとなくそのことで、集中や根気が続かず、おまけに不機嫌になっている自分を感じたので、翌日の火曜日は会社を休んだ。少し後ろめたい気持ちがするところが小心だ。録画しておいた番組を数本見て、軽い小説を3冊読んで、時折、居眠りをしたら、夜になっていた。少し気持ちを切り替えることができた。

2012年7月23日月曜日

私の好きな風景 3


興福寺でのショット。鹿と鳩とどこかの少年。何となく絵になるからおかしい。ぶらぶらしているとこんな光景に会えるからやめられない。

お話をせがまれて、「昔々あるところにいじわるな女の子が住んでいました。女の子はいじわるばかりするので、友達がいなくなってしまいました。おしまい。」と世界で一番短いおとぎ話をする。「いやや」と言いながら何度もせがむ。いじわるな子の心はさみしい。そのことを伝えたくて、もっと上手に、その気持ちを伝えてほしくて、繰り返す。顔を合わせると飛びついてきたから、今日も繰り返す。「昔々あるところに・・・」

2012年7月22日日曜日

私の好きな風景 2


年季の入った家屋のその奥に、古さでは負けない籐製の乳母車がしまってある。その中で眠っていたはずの赤子は、今どうしているのだろう。道具も100年たてば、ものの怪になるというけれど、物を言わないまでも、こちらに問いかけるような視線を感じる。美しさではない何か別の存在感を伝えてくれるような気がする。好きな風景だ。場所は、奈良県今井町だったと思う。


今日は、パートナーを誘って佐川美術館エッシャー展を観に行った。空間を切り取る視線、スキルに裏打ちされた力技で空間そのものを構築する。本当に面白い。その後で信楽まで足を延ばして、初めて入るカフェでコーヒーをいただいた。苦みの強い、けれど私好みの味で満足した。お替わりすればよかったと店を出てから後悔したほどだ。さてと、久しぶりのドライブで楽しかった。助手席に自分の大好きな人を乗せて走る。とても幸せな時間だった。

2012年7月21日土曜日

私の好きな風景 1


岡山県の真庭市勝山の街だったと思う。姉弟なのか同級生なのか、雨の中、寄り添って走っている。子どものいる風景は好きだ。この国をもう少しあきらめずに見ていようと思えるのは、子どもたちのおかげなんだと思う。

いつものカフェへの勝手にコラボ、「私の好きな風景」シリーズ第1弾。

いい子の物語


生まれた家庭や家族から離れて暮らすことになった子どものために自分のライフストーリーを作るワークを紹介した本だ。子どもたちは、いつだって、自分は何者かについて、意識するしないに関わらず問い返している。「わたしは愛されているの」「ぼくは生まれてきて良かったの」人は、自分が何者か知ることで、他者を理解し、他者とかかわることで自分を確かめるのだね。

自分の生い立ちを振り返ることで、誰かを許し、自分を許す。その時、初めて自分や他者を受け止めることができる。ノウハウ本なのに、読みながら涙があふれた。もっと冷静に読むべき本なんだけどね。

「いい子」を見ているとつらい。周囲の空気を読んで、誰かのことを慮って、我慢している。もっと甘えて良いのに、嫌だと言えば良いのに。私は、黙って、その子の頭をなでた。

2012年7月16日月曜日

いじめについて2


三連休の二日間は、仕事で過ごした。三日目は、家の片づけをして、夕方、山を越えたところにあるスーパーで本を買い込んで、Tシャツを買って、戻ったら、もう休む時間だ。写真は、夕方の空だ。低層から高層まで荒れた雲が重なっているけれど、空気の透明度が高いので、見とれてしまうほど美しい。

いじめの加害者になる子どもは、多くの場合、自己肯定感が低い。表面上は、自分は優れていると考えているし、勝者として行動する。けれど、心のうちは、とてつもない不安を抱えていることが多い。誰かを傷つけたり、貶めたりすることでしか自分を確かめることができないのだ。彼らのことが心配だ。「いじめ」は、実は、加害者側の問題なんだ。それも相当に根深い問題なんだ。

本当に優れている人、愛されている人は、だれかを傷つけたりしないものだ。「いじめ」はカッコ悪い。そのことも子どもたちに伝えたい。

2012年7月15日日曜日

いじめについて


読み手によっては、つまらない小説らしい。確かに読み手の経験値によって、受け止め方は異なるのも自然なことだろう。自分を振り返るくらいの年齢と見えない明日を探している年齢とでは、違って当たり前だろうからね。

大津の「いじめ」事件が話題になっている。報道によれば、先生たちは、いじめに「気が付かなかった」らしい。確かに、いじめの見極めは、難しい。いじめは、常に「隠される」傾向を持つ。そこには、支配と服従の関係、報復の連鎖の構造、恐怖と絶望の心理、自己否定と羞恥の心理があって、表に出にくいのだね。

けれど、そんな「いじめ」の構造を、教育のプロが理解したうえで、きちんと見ていれば、「いじめ」は発見できる。少なくとも、報道を見る限り、サインはたくさん出ていた。気付かないふりをしていたとしか思えない。「いじめ」なんて言葉を使うから問題が見えにくくなる、大津の例は「暴力」であり、「脅迫」であり、「恐喝」なんだからね。

先生方にやって欲しいのは、「暴力」は絶対に許さないという、確かなメッセージを生徒たちに伝えることなんだ。失われてはいけないものが失われないように、そうして欲しい。少なくとも先生たちの姿勢ひとつで、守れる命があるのだよ。私は、先生たちへの希望を捨てない。

待つこと


昨日は、会社からいつものカフェへ行き、仕事と食事をして、もう一度会社へ戻って、仕事の片をつけたのが深夜だった。今日も朝から、いつものカフェで朝食を摂って仕事をして、まもなく夕方になろうとしている。たまっている仕事をすこしでも片づけたいので、休日に集中的に仕事をする。なんか、それおかしくないか?

私の仕事で、かなりの部分を占めるのは、実は、「待つ」ということなんだ。相手が語り始めるまで、じっと待つ。ただ、落ち着いて、穏やかな表情で、待つこと。何も言わずに、ただ待つことで伝えられることは、「私はあなたを傷つけたりしません。あなたを受け入れることができます。」というメッセージなんだね。

子どもはおもしろい、あれこれかまうより、公園の階段だとかにこちらがぼんやりしていたり、こちらが何かに集中していると、向こうから興味を示してくれる。これは、単なる私の経験則だけどね。

さて、もう少し仕事をしよう。

PS.最近、文章が荒いように思う。起承転結だとか、比喩、例示、論理性だとかね。まあ、ここで書くのは、私的な文章だけど、仕事で書く文書の詰めが甘いいような気がする。最後まで気力が続かない。途中で匙を投げる、じゃなくて、筆を投げるか…な。

PS.会社に戻ろうと思ったけど、結局、家に帰った。「日曜劇場『サマーレスキュー~天空の診療所~』」と言うドラマを視ている。山岳診療所が舞台のドラマだ。山のドラマは、興味深いけれど、微妙な違和感を感じる。「そんなところ歩かないだろう」とかね。まあ、いいか。

2012年7月14日土曜日

紙コップにドラえもん


会社でないとできない仕事があって、休日出勤した後に、いつものカフェへ向かった。仕事をしようか迷っているところだ。体が絞られるような疲れを感じている。

こどもたちが、まるめた新聞紙、割り箸、輪ゴムで作った発射装置で、紙コップを飛ばせるおもちゃを作っってあそんでいる。そりゃあ、もう大騒ぎさ。

子どもたちには、伝えたいことが山ほどあるのだろう、それ以上に、伝えきれないことも海のように心にため込んでいる。耳を傾けて、時折言葉を返すと、戻ってくるのは、笑顔だ。時々、涙もある。怒りだって、たまには飛んでくるから受け止める。

受けてくれる人がいなければ、キャッチボールはつまらないよね。

2012年7月11日水曜日

マグカップに花


読書量が多い、あまり心の状態が良くないのだと思う。仕事から逃げるように本を読むのは、本にとって失礼だろうか。まあ、そのことで誰かに怒られるわけでもないけどね。ユニークな世界観のSFで面白い。

昨日こどもたちが、花を摘んできてくれた。ありがとうの言葉が届いてくれたのならうれしいのだけれど、そうやって、愛されることをあたりまえに受け止めてくれるとよいのだけれど、そうあって欲しいと願っている。

花は、会社の私の部屋のマグカップの中だ。

2012年7月8日日曜日

必要なものは多くない


日曜日、結局、居眠りしたり、何冊か本を読んだり、ぼんやり過ごした。昼すぎ、パートナーに誘われて、新装開店の100円ショップに出かけたら、すごい人出だった。100円ショップの圧倒的な物量に埋もれながら、夢想するのは、テントだとか山小屋だとか、最低限生きるのに必要なものだけを身の回りに置く生活だ。仕事を辞めたら、そんな生活ができるのかな。

そのまま、近くにスーパーに出かけたら、議員が街頭で話をしていた。聞くともなしに聞いていると、話に知性や論理性が感じられない。そのことを思わず口にすると、パートナーからたしなめられた。ほんとに私は、大人になれない。その後、いつものカフェで、いっしょに食事をした。よかった。

PS.「いっぺんさん」はホラーの短編集だけれど、表題の作品は、不覚にも泣いてしまった。物語のどこかが私の心に触れたのだろう。本は生きるのに必要か、どうか、少し考えたりした。よくわからないので、もう少し考えてみるよ。

2012年7月7日土曜日

商売繁盛と幸福祈願


休日出勤、会社で草刈りをしたあと、ユーザーとの懇談、少し疲れたけれど、成果はあった。草刈りは、刈払機を使ってやるのだけれど、長時間やっていると手がジンジンしてくる。

たまっている仕事もあったので、夕方から、いつものカフェで仕事をした。遅くまで、お客さんもいて、商売繁盛で良かった。

PS.会社で七夕飾りを立てた。みんなが明るく元気で過ごせますようにと、ありふれて、だいそれた願いを短冊に書いた。書きながら、思い浮かべたのは、全世界とは言わないまでも、日本中のみんなのしあわせのことなんだ。不思議だけれどね。

PS.元町議が小学生をひき逃げしたという記事があった。国会議員もそうだけど、政治家の中には、政治家しかできない、政治家にでもなろうかという、でもしか議員もいるのだろうと思う。かれらは、町民や国民の幸せを祈ってくれたろうか。

2012年7月5日木曜日

出張


出張で三重県まで足を伸ばした。運転は、一緒に出かけた若い連中に任せて、ゆっくりさせてもらった。相手先との今後のお付き合いもうまく行きそうで、まずまずの成果をあげられた。アポの時間までに余裕があったので、SAで食事をしたり、職場に土産を買ったり、少し観光気分だったけど、まあ、たまには良かろうさ。

2012年7月3日火曜日

パスタと恋


夕食はパスタレストランで食事を摂った。ぺペロンチーのを頼んだけれど、なじみのある味ではなく、ピーナツかなにか甘い餡がかかっていて、ピリ辛感を殺している。自分の味覚に自信はないので、当てにはならない。ただ、次には頼まないだろう。


夜中に目が覚めて、読んで、早朝に目が覚めて、読んで、あっという間に読み切った。自衛隊員の恋を、軽いタッチで描く短編集。この人のSFで活躍するのは自衛隊、科学特捜隊やウルトラ警備隊じゃないだけ、リアルかもね。

2012年7月1日日曜日

心のしくみ


休みなので、こんな本を読んだ。面白い。人は、共感し模倣する。何となく言われてきたことを科学的に説明してくれる。心のしくみを理解するのにとても参考になる。

読書に逃げ込んでいる間に休みも終わりだ。幸い寝つきは良い。寝るとすぐに月曜日の朝が来る。