花に嵐

今日、事業をひとつ閉じてようやく自宅に戻ったところです。慌ただしい一日でした。残務整理がありますから、しばらくは、手を取られることになるにしてもチームそのものは解散します。一人ひとりを見送りながら感謝の気持ちを伝えました。またいつか一緒に仕事ができれば良いなと願っています。

手前味噌ですが、良いチームであったと思います。厳しい状況の中で、心身ともに追い詰められたとき、互いをサポートしてくれる「戦友」のようなものであったかもしれません。さようなら、ありがとうございました。

明日からそれぞれ新しいチームに配属されます。彼らに伝えたいと思います。「どんな時も希望を持とう」と。

出会う力

映画の紹介です。邦題は、「オリンダのリストランテ」、ドイツ人の青年が昔の恋人を探してアルゼンチンを訪れます。そこで出会ったのは、イタリア移民であるレストランの女主人と周辺の人々そして別れ・・・というお話（２００１年作品）です。

サービス業で大切なのは、「出会う力」ではないか、最近そう感じています。顧客、業者に限らず、チームのスタッフ、それぞれが出会うことで、初めてサービスが成り立つのだと考えるからです。その出会いが素敵なものであれば、より素敵なサービスが提供できます。

不幸にして、その出会いが極めて気まずい状況であれば、サービスの中身が良くなるとも考えられません。私自身人付き合いは苦手ですし、初対面の人との会話にも緊張します。ですから、時々こんな映画を観て自分を励ますのです。「大丈夫、だれかと出会うことは、素敵なことだ」と。

二つの顔（自分）

気がかりな案件があって、休日に出勤しました。ある程度、対応の見通しが立ったので、思い立って、午後から西に向かって車を走らせました。目的地は、瀬戸内の小さな町の、小さな商店街の中にある、小さな洋食屋です。お奨めは、オニオングラタンスープ、熱々のままいただきます。もうひとつのお奨め、鴨のオレンジソース煮は、品切れでした。もう３０年近く通っているお店です。次回の楽しみにします。

少し気分を変えたい時に、そこで夕食を過ごすためだけに３時間かけて通っています。冷静に考えれば、無駄な行為には違いないのですが、単純に楽しいのです。きちんと仕事に向き合うべき自分と意味のないことを楽しむ自分がいることでバランスをとっているのだと思います。

週明けには、またビジネスの顔に戻ります・・・

ほめられもせず

会社で同僚から「一生懸命、仕事をしても少しも評価されないのではないか（だったら手を抜いたほうがいい）」と問いかけられました。私は、「そうは、思わない」と答えました。長い目で見ると、仕事にきちんと向き合わない人間は、人生にもきちんと向き合えないし、人生に向き合えない人間は幸せになれないだろうと思うからです。

そう言いながらも、その同僚が、きちんと自分の仕事をこなしていることを私は知っています。思いきり褒めておきました。振り返って「自分は、ちゃんとやれているか？」と問いかけると、やや自信がないけれど、でも誰か、私を褒めてください。（笑）

写真は高野山、これも心象風景か・・・

休日の過ごし方

休日出勤が続いたので、休みを取って、近くのカフェで少しまとまった書き物をしていました。会社から携帯に電話が１本、緊急を要する事態ではないので、対応を依頼して少しホッとして書き物を続けます。

書き物をするカフェは、その時の気分で変えます。書店や映画館が近いとか、食事が取れるとか、ドライブができるとか、景色がいいとか、ゆっくり本が読めるとか、資料を広げられるとか、いったことです。できるだけ長居ができることは、最低条件です。せめて、本が１冊読めるくらいの時間です。読む本も、その日の気分で、小説、専門書、ビジネス本・・・。

他愛のない話で、申し訳ない。

新鮮な「ホウレンソウ」

ビジネスで「ホウレンソウ」と言えば報告・連絡・相談であり、極めて基礎的なスキルです。実際それがなければ、仕事は進まないどころか、大きなリスクとなるでしょう。ただ、どこかしら「上から目線」の印象を感じている自分もいました。じゃあ、自分なりのホウレンソウがあってもよいのではないか。そう思うのです。

例えば、朋友（チーム）・連携・創造というのは、どうでしょう。チームが連携して新しい価値を創造する。異なる意見や力量を持つ仲間が互いに協力することでこれまでと違う仕事の展開が図れるのではないかと思います。自分で考えられること、できることなどたかがしれています。私自身、これまで同僚の自分とは異なる意見や知識にむしろ何度も助けられました。（感謝）

 新しい「ホウレンソウ」があれば、どなたか教えてください・・・