2010年7月28日水曜日

ある日のニュース


定時に帰宅したのはいつのことだろうと考えながら、めずらしく早めに帰宅すると「サザンの桑田が食道がん」のニュース、古いアルバムを聴きながらおとなしく復帰を待つとして・・・

同じ日に「強盗殺人の死刑囚に執行」のニュース、死刑制度に賛否はありますし、私自身答えが見つかっていません。このタイミングでの署名に疑問の声が上がっていますが、法に従って署名し、執行に立ち会う大臣の行動は自らの信念とそぐわないにしても一つの見識の結果ではあろうと思います。

気になったのは、ニュースで伝えられた死刑反対を唱える団体の「死刑という名で人(死刑囚)の命をもてあそぶことは許されない」という「反対理由」です。命をもてあそばれたのは、殺された被害者の方ではないのか、違和感が残ります。

2010年7月27日火曜日

party



一年ぶりにトムラウシ山で遭難事故の現場検証が行われました。山岳ガイドの判断ミスが指摘されていますが、もとより山岳ツアーに初対面のメンバーと未熟なガイドで急ごしらえのパーティーを組むことが真っ当なこととは思えません。

一緒に山をやるなら、パーティー(チーム)を選びたいと思います。望むようなチームが組めないなら、むしろ単独行を選ぶかもしれません。「孤高の人」を読んだのは、数十年前です。単独で山行を続けた登山家加藤文太郎の半生を描いています。私の山のバイブルです。

さて、いつもより早めに仕事を切り上げて、関係者に挨拶回りしてきました。チームで仕事をしていれば、いろいろあります。

2010年7月24日土曜日

まぐろ


休日です。自宅でゆっくりしていたいところですが、自宅に引きこもっていると休み明けの出勤がとてもつらいのです。無理矢理気持ちを奮い立たせながらようやく職場に向かうことになります。マグロは泳ぎ続けないと呼吸ができなくて死んでしまうと言いますが、「俺はマグロか・・・」

車を街に走らせてささやかな買い物をして、ホテルのラウンジでコーヒーを楽しみ、仕上げに封切りされたばかりの映画を観ていたところで、職場から電話。対応のために映画を中断してあちこち電話をするとけっこうな時間です。今さら映画に戻るわけにもいかず、書店で目についた本を買いました。映画代と同じ1800円、同じ値段なら途中で中断できる本の方がましかもしれません。

そうそう、街で買ったのは、栞(bookmark)です。記事をアップしたら待ち人が来るまで、本を読むつもりです。買ったばかりの栞が役に立ちます。やれやれ・・・

2010年7月22日木曜日

霊感ありますか?


休日出勤が続いたので、昨日は少し早めに帰りました。そのまま、車を飛ばして映画を見に行きました。どこかの惑星で人間とエイリアンがひたすら殺し合うという極めてシンプルなストーリーです。何の教訓も感慨も与えない映画ですが、嫌いではないです。夕食を兼ねて店内のカフェで少し仕事をし、本屋でしばらく時間を過ごしてから帰宅しました。

眠れないまま、宮部みゆきの「小暮写真館」を読みました。心霊写真が物語のモチーフになっています。怪異や幽霊の類は物語としては好きですが、私自身は、その存在を信じているわけではありません。意外だったのは、世間の人は、案外そういったものを信じているらしいことです。

人が信じていることをとやかく言うつもりなどありません。霊感の強い人がむしろうらやましいのかもしれません。ひょっとすると、強く願ってさえいれば、もう会えなくなった人にそのうち会えたりしないかな・・・と思っているのです。

2010年7月17日土曜日

誠実ということ 2


昨日、システムの故障、インフラの不具合が発生しました。担当部署は違いますが、若い人たちが修復のために奔走していました。夜遅くになったと思います。彼らにとっては、それが仕事ですし、当たり前のことではあるのでしょうが、頭が下がります。私にとって彼らは、希望そのものではないか、気障な言い方ですが、そう思います。

さて、写真は、北海道の旭岳です。トムラウシ山の遭難がから一年がたちました。ガイドの力量やチームの組み方に課題のある事故だったと思います。どこまで山と誠実に向き合えるのか、そのことが生死を分けるのではないか、そんなことも考えます。

昨日の雨上がりの空を眺めながら、山に行きたいなと思いました。独りで、自分の息遣いを聴きながら歩きたいと思います。もともとは、無愛想で、サービス業に向かない性格なのです。私は・・・

誠実ということ



立て続けに、いくつかトラブルが続いて、その対応もあり、今日も休日出勤して戻ったところです。サービス業の中間管理職である立場上、お詫びする機会も多いのですが、心がけていることは、誠実ということです。何を以て「誠実」と言うのか、私自身よくわかっていません。前回も書いているとおり、トラブルの解決にきれい事だけですむわけもありません。

ただ問題解決のノウハウ以前に、問題にきちんと向き合って最後まで全うするという気概があるのかどうかが問われるのだと思います。もう少し賢くて器用なら、上手にやれるのにねえ・・・やれやれ

気分を変えたくて、先日、伊賀上野に車を走らせました。昼食は、住宅街の中にある小さなカフェです。カレードリアセットをいただきました。意外にボリュームがあります。夜はアルコールも出るようですし、それに合う食事のメニューもあります。帰りに仕事の参考に伊賀くみひもセンターに寄りました。ひもの絞り具合を決めるの錘のことであるとか、なるほど興味深いです。

2010年7月12日月曜日

砂漠と希望


夜中に目が覚めて、眠れないまま余計なことを考えるよりはと、小説を読みました。伊坂幸太郎の「砂漠」です。人生は、きれい事だけですむものではないし、私自身、日々、もがくように、あえぐように仕事をしています。いやなことも言い、言われもしながら何とか乗り切っているのです。

だからこそ、自分を励ます言葉が時々欲しくなるのです。「その気になれば、砂漠に雪を降らせることだって余裕でできる」という言葉が印象的です。砂漠のような人生でも希望を持とうと思います。

それでも、ストレスはたまるでしょうから、気になる方は、こちらへ・・・ ストレスケア.com

2010年7月6日火曜日

無料(Free)を試す


休日、西に向かいました。走りながら、思い立って伊勢道の無料区間を試すことにしました。荒れ模様で観光客も少ないだろうと踏んだのです。確かに空いていました。尾鷲方面にそれて南伊勢と賢島の間に「伊勢現代美術館」があります。以前から行きたいと思っていました。

入り江を見渡すように立つ小さな美術館です。陶芸、絵画、工芸などの現代作家のギャラリーになっています。手入れされた庭を挟んで海を見晴らす喫茶コーナーはお奨めです。往復500キロ足らずですから日帰りにちょうどいい・・・と思います。

最近、研修用のワークショップについてアイデアを練っています。みんなで体を動かしながら仕事について学んでもらいたいのです。オープン研修を設定するので多くの人に参加していただきたいと考えています。せひ・・・