2010年8月22日日曜日

一人旅

 

岐阜県に車を走らせました。古い民家や町並みを写真に撮ったりはしますが、ほとんどの時間はドライブで過ごしました。一人旅ですから、おしゃべりする相手もなくて、何となく気の向くまま車を転がしています。もちろん、気に入った風景の中を歩くのも悪くはないのですが、今年の夏は、散歩には、不向きですね。ドライブ中も加速を良くするためにエアコンを切っているので、汗だくです。


海を観たくなったので、(涼しくなれるかと思って)能登まで足を伸ばしてみましたが、暑さは増すばかりです。たまたま見かけたポスターに誘われて、海辺の小さな街の美術館で涼をとることにしました。やっていたのは、土門拳の写真展です。自分のお土産にカタログを買いました。

楽しさを共有できない一人旅は、つまらないです。それでも、時々、無性に独りになりたくなります。1200キロ、ただ車を転がすだけの旅でも・・・

2010年8月9日月曜日

NAGASAKI

長崎に原爆が投下されて六十五年が立ちました。私自身は、県内の小さな島で生まれましたが、そのことを特に意識して育った記憶もありません。語り継ぐべき言葉の持ち合わせもありません。ただ、この日を記憶すべき大切な日として静かに受けとめようと思います。

長崎は、悲劇と祈りの街であると同時に素敵で魅力的な街です。そのこともむしろ大切にしたいと思います。そこには、失われてはいけないものが確かにある。それなら伝えられることもあるかもしれません。できれば、近いうちに訪れたいと考えています。

2010年8月7日土曜日

いまを生き延びるための哲学


大阪西区で幼い姉弟が置きざられ亡くなった事件について、業界の人間として関心はあるのですが、私が気がかりなのは、「死ぬかもしれないとわかっていた」「子供なんて産まなければ良かったと思う」母親の心の在りようです。

その心の在りようは、私の中にも同じように潜んでいるのかもしれません。違うとすれば、その心の在りようを、「我が子を放置する」とういう具体的な行動に起こすかどうかという点にあります。その違いを分けるものはなんでしょう。道徳、義務、愛情、正義、損得でしょうか。

今読んでいるのは、「これからの「正義」の話をしよう いまを生き延びるための哲学」です。この本で、その答えが見つかるとは思ってもいません。ただ、正義とは何か、この混迷(といわれている)の時代には、問い返さざるを得ないのでしょう。少なくともこんな本がベストセラーになる時代であることは間違いないようです。

少しやることがあって休日出勤し、早めに切り上げて、昼食をとり、「正義について」の本を読む、あまり健全な生活ではないような気がします。

2010年8月4日水曜日

男はつらいよ


今日は俳優渥美清さんの命日です。映画「男はつらいよ」シリーズは、人を恋すること、人が幸せであること、人が不器用に生きることについて、優しく伝えてくれます。

さて、仕事の上では、やっかいなことばかりが続いています。時々めげそうになりますが、こつこつやるべきことをやる、そうこうしているうちに何とかなるのでしょう。もっとも、やるべきことが何か? それが問題です。やるべきことが何かわかれば、問題の半分は解決したようなものですから。

管理職はつらいよ・・・ときどきつぶやいています。

2010年8月1日日曜日

夏の日


体調を崩して週末を横になって過ごしました。夏バテでしょうね。近所で花火大会が始まる頃には、楽になったので、カメラを向けました。周辺の見物客の歓声と花火の音で賑やかな夏の宵が過ぎてゆきます。