2011年12月30日金曜日

SOS


昨日は、気分を変えようと映画館に足を運んだ。待ち時間の間に会社からSOSの連絡があった。トラブルの状況を確認してから、やっかいな電話を一本かけた。クレーム処理だ。理不尽だとは思っても冷静に対応するしかない。いったん話を伺って翌日面談することにした。相手は、不安な気持ちを受け止めてほしいだけなのだ。それでも、なかなか慣れない仕事だ。

で、今日である。結局、電話だけで話がついて、とりあえず一件落着。そのまま午前中は、現場の応援に入って身体を動かした。気分が良い。その後、書類をいくつか作っている間に、別のクレームが入って、しばし面談。いったんケリをつけた。

ようやく会社を出て、知人宅を訪問、赤ちゃんが生まれたのだよ。抱かせてもらった。とてもかわいい。笑顔で応えてくれるし、しばらくあやしている間に眠ってしまった。よそ様の子供だけれど本当に愛おしい。この小さき者たちがきちんと愛されて、生きる事ができる世界を作るのが私の仕事だ。私は、本質的に無愛想で、無神経な人間だけれど、案外、子どもには好かれるのだよ。不思議だけどね。

夕食をいつものカフェでとって、近くのスーパーで買い物をしていると、会社からまた、SOSの連絡が入った。アドレナリンが分泌される。鼓動が速くなって臨戦態勢になる。冷静でいないといけないのにね。「すぐに行くから」と応えて、出ようとしたら、再度連絡があって、なんとか対応できたそうだ。

で、昨日の映画はReal steel。ボクシング、ゲーム、ロボット、親子愛に関わる過去の映画のオマージュのような作品だった。だいたい主人公のロボットの名がアトムなんだからね。作品の質がどうというより、単純に楽しめる。原作は、映画とはずいぶん趣が違うようだ。さっそくアマゾンで注文した。

PS.・・・と、まあ、こんな感じでさえない中間管理職の年末の「休日」が過ぎて行く。やれやれ、来年が思いやられる。

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