電話があった。職場からだ。仕事関係の訃報だ。今年に入って、何人見送ったことだろう。あなたの責任ではないと言われても、そう単純に気持ちの整理ができるものではない。人の生活に関わるサービス業だから、人の生死に向き合うこともある。哀しいわけでもない、哀しくないわけでもない、そのどちらとも言えない、よくわからない、この手のわからないことは、そのまま置いておくことにしよう。そのうち答えも見つかろうよ。
チームを組んでいた同僚が「おめでた」だ。当たり前だけれど、逝く者と、一方で生まれ来る命があって、この世界が紡がれる。その世界を大切にしたいと思う。小説の「
津軽百年食堂」は、そんな世界が紡がれる話だ。
で、おめでとう、Hさん。
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