2011年4月9日土曜日

ゆきむすめ


しばらく休みがなかったので、きちんと休むことにした。雨模様の中、お気に入りの琵琶湖の湖岸道路に車を向けた。長命寺を過ぎて、湖岸のカフェで休憩するころには、日が差し始めたけれど、肌寒い。比良山の頂上や谷間には少し雪が残っている。桜も咲き始めたばかりだ。

その後、近江八幡で少し遅い昼食を取って、水郷の街並みを散策(デート)した。街中の桜は、見頃を迎えている。「おいしいね」とか、「きれいだね」とか言葉を交わす人が隣にいることが、本当にしあわせなことだと思う。


帰りに佐川美術館に寄った。先日亡くなった、佐藤忠良の追悼展があったのだよ。彼の作品には一種の凛々しさを感じる。平山郁夫の特別展も開催されていて、これも良かった。奥の細道や熊野古道などの古い道をスケッチした作品が展示されていて、とても楽しめた。

ゆきむすめ」というロシアの民話の絵本も佐藤忠良の作品だそうな。哀しく美しい話だ。

近江八幡で買ったお土産を同僚に届けた。言わばヘッドハンティングでうちの会社に来てもらったのでせめてものお礼だ。かたじけないでござる。

0 件のコメント:

コメントを投稿