昨日、出歩いたら今日は体調が良くなかった。一日、自宅で過ごしたのだけれど、夜になって、この本がコンビニに届いたので受け取りに行った。
子どもを殺す夫婦が裁かれて死ぬまでの話だから救いがない。ただ、読後感がむしろ爽快なのは、人というもののひとつの本質をストレートに描いているからだと思う。少なくとも作者が主人公たちを善悪で断罪してはいない。
自分が他人からどう思われているのか気になるのが普通だ。少なくとも自分はそうだし、その傾向が強いタイプだと思う。同時にそんな自分がいやだと感じてもいる。そんな気持ちひっくり返してくれる。今の自分が救われた。
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