ずっと気になっていたのだけれど、いつものカフェの入り口に置かれていたので、反射的に手に取った。
戦争について、語るほどの経験の知識もない。正しいとか正しくないとか、物事の善悪をそのものを見極めることはとても難しいと思う。立場や時代によって、善悪が変わることも多い。ただ、物事に対する、正しい向き合い方はあると思うのだよ。
それは、真摯に、あるいは誠実に、臆病な私は、時には慎重に、向き合いたいと思う。もともと愚かで軽率な自分の性格を考えると、その方が良いのだと思う。
ただね、誰かのために、あるいは、何かのために、ひょっとして自分も命を捨てられるのかもしれない、それは、家族を持った時の実感であり、同時に驚きでもあった。
乱暴な議論、粗雑な論理は、嫌いだけれど、同時に心に湧きあがる感情は、大切にしたいと思う。矛盾するようだけれどね。そう思う。
PS.小さい時に買ってもらった、プラモデルは、この本にも出てくるけど、艦上爆撃機彗星だった。水冷エンジンを積んだ流線型の美しい機体だった。
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