2011年10月29日土曜日

ルーキーズ


先日、顧客サービスプランについて会社のルーキーたちに研修をした。今年の新人は、なかなかレスポンスが良いのでこちらも教えがいがある。グループでのワークショップ形式なので、始めに伝えたことは、「違うということは素敵なことだ」ということだ。チームの中のいろいろな考え方が自分の視点を広げ知恵になるのだね。知恵を集めて良いプランを作ってくれた。彼らがうちの会社の将来を担ってくれる。そのことに希望を持とうと思う。

相変わらず仕事がきつい。気が付いたらしばらく休みがなかった。部下が体調を気遣ってくれる。ありがたいことだと思うと同時に、彼らのために頑張ろうと思う。そうして今日も休日出勤だ。せめて定時に仕事を切り上げていつものブックカフェで夕食を取っている。山ほどある本が手招きする中で選んだのが、東野圭吾だ。適当な軽さが心地よい。

ここに来るまでに仕事の帰り顧客の見舞いに伺った。その途中、車を流しながら、ふと母の事を考えた。そうして気が付くと、頬が濡れていた。ようやく、哀しむことに慣れてきたのかもしれない、上手に泣けるようになったのかもしれない。ようやくだね。

PS.母さん、ごめんね、うまく哀しむことができなくて、さみしいです。

0 件のコメント:

コメントを投稿