2011年5月3日火曜日

地震のこと


連休の前半は、買って置いた本を読んだりして、のんびりしすぎたので、今日は、カフェにパソコンを持ち込んで資料を何本かまとめた。少し、集中力が切れたので、「地震イツモノート」という本を読んだ。阪神淡路大震災での被災者アンケートを元に書かれているので、きわめて具体的なマニュアルであると同時に、地震に対して向き合う心について学ぶことが多い。

読みながら、涙があふれてきた。なぜだろうね。

自分と同じ世代の同僚の家族の訃報が続く、それぞれの様子は異なるけれど、一瞬、自分の思考や感情が止まるような感触がある。大切な人が逝ってしまうということの整理ができないのだろう。多分、これからもできないのだろうと思う。無理に整理できるほど賢くもないのだから、時間の助けを借りることにする。

いつか、わかるときがあるかもしれないからね。

BGMにポリスが流れている。もう少しここに居ることにした。

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