2013年8月3日土曜日

そうだ、美術館へ行こう。


琵琶湖畔の佐川美術館、安野光雅展に出掛けた。作品に描かれる色々なモチーフが、人も、風景も、静物も、動物も、自然もすべてが同じ重さ だ。それが勝手におかれているようにみえて、あるべき場所にきちんと納まって、ひとつの世界を作っている。そして結局、世界は勝手に動き出す。蟻の世界の美しい統一感、それを連想した。



そのまま、滋賀県立近代美術館に足を伸ばした。佐々木マキ展、物語の登場人物は誰もが孤独なのに、そのことに頓着していないように見える。愛し合うことの孤独さえ受け止める。ひ ょっとすると「自分は何者か」なんて問わないのだろう。そういう人間は、よくも悪くも 強い。そして案外、相手に優しい。


お茶をするのに、信楽に場所を変えた。陶芸の森の手前、住宅街の中にある。メニューはその日の豆、煎り方の違いがあるだけだ。サイドメニューにチーズケーキが数種類。極めてシンプル。カウンターにマスター独りなので、そんなやり方で良いのだろう。

昨日は、ほとんど自宅で過ごしたいた。今日は楽しい一日だった。付き合ってくれたパートナーに感謝。

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