2011年9月25日日曜日

憂き世かな


歌川国芳の前期の展示が間もなく終わるので佐川美術館に出かけた。型破りで、サービス精神旺盛なその作風には驚かされるしとても楽しい。観ているだけで、ニコニコと顔がほころんでくる。同時に、少し、うらやましい気分のなるのは、どうしてだろう。



馬を見に行くのはやめて(謎)、びわ湖に足を延ばしたのだけれど、湖上ではレガッタの大会が行われたり、サッカーの試合、水上スキーやバス釣りの環境への影響の是非はともかく、そうやって生きることを楽しんでいる人々を眺めているのは、楽しい。そう感じていられる間は、私の心もまだ、健全なのだろうと思う。多分、歌川国芳が過ごした幕末の世相も、騒然としながらも世を楽しむ人々の勢いがあったのだろうね。それが作品から伝わるのかもしれない。


ここのペッパーポークサンドとウインナコーヒーはお気に入りだ。少し値段が高いけどね。さて、そろそろ混んできたから、カフェを出よう。天気が持ちそうだから、もう少し屋根を開けて走ってみるよ。

PS.併設の吉佐衛門の花器とブルーノマトンのグラフィックのコラボレーション展も見ごたえがあって楽しい。お勧めだよ。

0 件のコメント:

コメントを投稿