2011年3月16日水曜日

読書の時間と祈りの時間


本屋で探したり、ネットで注文した本がたまってきた。深夜に目が覚めて、眠れないままに読むのではなく、日だまりのカフェでゆっくり読みたい。休みの日にカフェで仕事しているようでは、良くないでござるよなあ。

地震後のこの国の様子を見ていると、政治家の危機管理能力に不安を覚えつつも、外国から見れば、むしろ奇異に見えるほど、国民は、冷静に対応している。買い占めに走る人は、いても略奪が起きているとは聞かない。

気がかりなのは、むしろ、みんな気丈すぎることだ。もっと、おおっぴらに泣いても良いのだと思う。みんな、ひっそりと泣いているのかもしれないね、泣くことを忘れているのかもしれないね。相変わらず私は無力だし、伝える言葉も持たないけれど、ただここで祈っていようと思うのだよ。

この国は、まだ大丈夫だと思う。希望を持とう。

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