2013年12月8日日曜日

絵本のある風景



奈良に出かけた。新薬師寺の十二神将に会いたかった。穏やかな眼差しの本尊ではなく荒々しい表情の神々の方が、むしろ感覚をクリアにしてくれる。新薬師寺を出ると木の実でいっぱいの袋をかかえる保育園児の集団に出会った。知ってか知らずか門前で手を合わせている。立派なものだ。

だけど「えんきりでらって書いてる、それ何!」だってさ。笑った。私のカメラに向かってピースサインを送るから、思わずシャッターを切った。

少し色あせた紅葉の中、飛火野から浮見堂を巡って、駅前近くの絵本カフェを訪ねた。初めての場所で間口が一メートルの程の路地を入るのに少し迷った。ゆっくりできそうな雰囲気だったので、ランチのトマトカレーを頂いて、絵本を数冊読んで、おまけにスケッチまでした。とても良い時間を過ごせた。店主夫婦に感謝。

その後、奈良の街を離れ大阪市内までパートナーを迎えに行った。本当に良い一日だった。

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