2013年10月24日木曜日

エビデンスとストーリー

二人の主治医がいる。それぞれの個性があっておもしろい。検査の数値を眺めて、ほとんど患者の顔も見ないで、処方を決めるクールで美人の内科のドクター、一方で、じっくりと患者の話を聞いて、手探りで処方を決めるワーカーホリックで気分屋の診療内科のドクター。

別の視点から見ると、前者は、診断の根拠となるデータを重視するエビデンスベースドアプローチ医療、後者は、患者の語る物語を大切にするナラティブアプローチ医療。 治療の効果を担保し、保険請求と言う公的な制度を使う以上、治療に客観的で科学的な根拠が必要ではありながらも、合わせて医者のさじ加減と患者の気持ちも大切にしないとね。

古くさい言い方だけど車の両輪のようなものなのだろう。 ところで車の両輪の車ってなんだろう。普通自動車なら四輪。左右で対になっている意味で両輪なのかな。別にたいしたことではないけどね。つまらないことをぼんやり考えるのは楽しい。

一ヶ月、ほとんど引きこもり状態、ネットや携帯も離れ、倦怠感で読書もできなかった。服薬を合わせるのに試行錯誤して、やや、復活の兆しあり。ヤレヤレ。

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