2014年5月21日水曜日

平和ボケ その2


この国が平和ボケだと云う議員は多い。言い方を変えると平和ボケじゃない国を目指そうということなんだろう。その平和ボケじゃない国とはどこだろう。

世界の警察を自認しながら結果的に世界にテロの芽をバラまいた米国か、民族の分離独立を理由にウクライナの一部を併合したロシアか、航空識別圏、国境の拡大を図る覇権主義の中国か、反日を国是として国民の安心と安全に目を向けない韓国か、他国民を拉致し核で他国を脅す北朝鮮か。

EUは、NATO傘下で集団的自衛と戦略組織となり、永世中立国スイスの軍隊は「時間外」にはスクランブルしないらしい、アフリカでは内戦とテロで子どもたちの命は軽い、南米では麻薬と汚職が当たり前で、国連の常連理事国は核保有国だ。

この中のひとつくらいは、きっとこの国のモデルになってくれるのだろうけど、具体的にはどのへんを参考にすれば良いのか識者に教えてほしいと、平和ボケの僕は教えてほしいと思う。

外交というのは「大人」の流儀だ。笑顔と握手の裏で駆け引き、腹の探り合い、妥協、策略を巡らせる。単純に軍事力だけで解決できるわけもない知恵のゲームだ。政治、経済、文化との合わせ技による高度な戦略を求められる。

脱「平和ボケ」。この国の政治家は、どうも子供にもわかるような単純な論法でこの国の舵取りをしているように見えるのだ。
先日、神様に「そこらへん、どうなんでしょう」なんてことをきいてみたけど、答えてもらえなかった。もう少し考えてみるよ。

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