2012年1月14日土曜日

永遠のゼロ


ずっと気になっていたのだけれど、いつものカフェの入り口に置かれていたので、反射的に手に取った。

戦争について、語るほどの経験の知識もない。正しいとか正しくないとか、物事の善悪をそのものを見極めることはとても難しいと思う。立場や時代によって、善悪が変わることも多い。ただ、物事に対する、正しい向き合い方はあると思うのだよ。

それは、真摯に、あるいは誠実に、臆病な私は、時には慎重に、向き合いたいと思う。もともと愚かで軽率な自分の性格を考えると、その方が良いのだと思う。

ただね、誰かのために、あるいは、何かのために、ひょっとして自分も命を捨てられるのかもしれない、それは、家族を持った時の実感であり、同時に驚きでもあった。

乱暴な議論、粗雑な論理は、嫌いだけれど、同時に心に湧きあがる感情は、大切にしたいと思う。矛盾するようだけれどね。そう思う。

PS.小さい時に買ってもらった、プラモデルは、この本にも出てくるけど、艦上爆撃機彗星だった。水冷エンジンを積んだ流線型の美しい機体だった。

2012年1月10日火曜日

Collection Blue


手嶌葵の新しいアルバムを買った。「Collection Blue」は、ベストアルバムと言うより、CD音源になっていなかった曲も含めて選んでいる文字どおりCollectionアルバムというニュアンスが合う。

彼女の唄を聴くと、余分なものがをそぎ落とされて、自分の心が空の高みに落ちて行くような気がする。修辞学的な言い方だけれどね。今度の週末は、このアルバムをBGMにしてゆっくり車を流そうと思う。

みんな音楽の力を信じよう。

2012年1月9日月曜日

炭鉱の街で


連休中は、持ち帰りの仕事をしながら、レンタルの映画を見て過ごした。原作の舞台は昭和の九州の炭鉱の街だ。映画では離島の炭鉱になっている。映画の風景の方が私自身の故郷の風景に近い。

島の炭鉱は、坑道が海の下に広がっている。隣の島まで続いていると聞いたことがあるけれど、ホラ話半分にしても、過酷な環境であるには違いない。街や商店街の風景、労働争議や外国人に対する偏見など映画に現れるシーンは、私自身の心のどこかに触れている。触れているけれど、暗いとか明るいとか、懐かしいとかそうでないとか、特別な感慨はない、ごく当たり前のことなんだ。

そのころの私はただのガキだったからね。あまり深いことを考える事もなかった。成長期に入り、日本の経済構造が変わり、炭鉱(ヤマ)が次々と閉じられ、人々が離散する、会社や社会の都合で私自身も含めて、生活の基盤が根こそぎ変わってしまう。あきらめという気持ちでもなく、ましてや何かに抗うような気持ちでもなく、淡々とその変化を受け止めていた。もちろん、父や母は、親としてもっと切実な思いや苦労もあったと思う。

ただ、そういった時代の空気は、私の生き方に、影響を与えているような気もする。どこか、失われるということに執着できないというのか、他者のかかわりが苦手だとかね。ともかくも、ただのガキだった私は、どれだけ歳を重ねても、たいして成長しないまま、あいかわらずガキのままだ。仕事や立場上、とり繕ってはいるけれど、少しも成長していない。自分の内と外を使い分けるくらいの賢さは身に付けようとは思うけどね。

作品の質は、ともかく、つい色々なことを考えてしまう映画だった。

八日目の蝉



よくわからない映画だった。感情移入するには特異なシチュエーションだからね。ただ、そこに残ったのは、祈りのような気持ちだ。たくさんの美しいもの見て、誰かと楽しい時間を過ごすこと。みんなそうあって欲しいのだよ。

2012年1月8日日曜日

The Deer Hunter


昨日は、いつものカフェで、開店から閉店まで(約10時間)籠って、書類作りをしていた。(長居OKと言われながらも、さすがに気が引ける。かたじけない。)BGMに「Deer Hunter」のテーマが流れたので思わず手を止めて聴き入った。美しい曲だと思う。物語の重さをそっと包み込む。



仕事にケリを付けて店を出る直前に読んだのが先日購入した「リアル・スティール」なんだけれど、短編の原作の方がひねりがあって面白かった。映画は映画で楽しかったけどね。書評を読んで「Somewhre in Time」は同じ、リチャード・マシスンが原作のラブストーリーだということに初めて気が付いた。一部では人気のある作品だけれど、テーマ曲が美しいので好きな映画だ。



「Brave Heart」も好きな映画の一つだ。気持ちの準備がいるので、あまり視ないけれど、テーマ曲を聴くと目頭が熱くなる。幼いウォレスとミューロンの出逢いと再会のシーンが好きだ。



もうひとつあげておこう。「Forrest Gump」のテーマも好きだ。色々あっても音楽に励まされることは、多い。この歳になるととりかえしのつかない出来事が少しずつ増える。どの曲も失われることの哀しみを受け止めてくれるようだ。もう忘れてもいいんだよ。忘れられないのにね。

PS.今日は、自宅に籠って書類を作っている。やれやれ・・・

2012年1月3日火曜日

hereafter


借りてきたDVDを視ている。死後の世界に関わるストーリーだ。監督はクリントイーストウッドだし、まじめな内容だけれど、よくわからない。

時々会社から電話があるけれど、ゆっくり過ごしている。後は本でも読もうか。

2012年1月2日月曜日

チョコレート


元旦は、実家の父の顔を見に行き、妹家族と新年を過ごした。誰もが母の事を想いながらも口にしないのが不思議だ。私たち家族は、そういったことに、どこか不器用なんだろう。帰り際に妹と法事の打ち合わせをした。

姪っ子のバイト先で作っているチョコレートを食べた。おいしかった。母に食べさせてやりたいと思う。